2004-07-22 伊集院静の、あれは何と言う小説だったろうか 主人公である女の兄が、家に婚約者を連れてきた。主人公の家族全員が茶の間で婚約者をもてなし、団欒を過ごす間じゅうずっと、婚約者が兄の手を握ったままだったことに対し、女は「礼儀知らず」と侮蔑した。同感だ。